プラチナバンドは、周波数帯の名称です。通信速度は並ですが障害物に強く、5Gでも提供されていることから利用者にとって利便性が高い周波数帯です。
安定した通信を提供できるため価値は高いですが、帯域の狭さから使用できる企業は限られています。
これまではau・ドコモ・ソフトバンクの三社のみ使用できていましたが、2024年6月に楽天モバイルでも提供が開始されました。
この記事では、プラチナバンドの特徴と提供エリアを解説します。その後、楽天モバイルで提供されているエリアや対応端末を自分で判断するための方法を紹介します。契約を具体的にイメージできるでしょう。
目次

プラチナバンドは、700~900MHz前後の周波数帯です。通信速度は並ですが、障害物で減衰しにくく、電波が届きやすい特徴があります。
そのためプラチナバンドは携帯電話で価値の高い周波数帯として知られており、各社がセールスポイントとしています。
5Gは通信規格であり周波数帯であるプラチナバンドとは別のカテゴリとなるでしょう。しかし5Gは高帯域周波数が中心であるため、建物が障害となりやすい特性があります。
プラチナバンドが通信の安定性に関わる重要な要素だと理解し、通信品質の基礎知識を深めましょう。
プラチナバンドは周波数帯の一種で、安定した通信が可能になる性質を持ちます。
周波数は高くなるほど通信速度が速くなる特徴を持ちますが、直進性が高いため障害物で減衰や反射する弱点を持ちます。
プラチナバンドは700~900MHz前後の周波数帯で高帯域ではありません。そのため通信速度は速くありませんが、障害物を避けやすく電波が届きやすい特徴を持っています。
このような特徴を回折と呼び、建物の奥や隙間に届きやすいでしょう。プラチナバンドは回折の特性を持ち、一定の通信速度も兼ね備えているバランスのよい周波数帯ですが、帯域が狭いため使用できる事業者は限られています。

プラチナバンドは遮蔽物に強い低周波数帯であるため、au・ドコモ・ソフトバンク三社は主力バンドとして提供しています。
特に地下鉄やビル内で多く利用され、全国各地をカバーしています。
三社すべてがプラチナバンドを持っており、全国に提供しているため電波到達性が高い企業として認知されてきました。
厳密にはプラチナバンドは700~900MHz前後の周波数であり、700MHz帯・800MHz帯・900MHz帯でそれぞれ基地局の数が異なります。
携帯会社三社でプラチナバンドの組み合わせは異なりますが、実効的なカバー力は遜色ないでしょう。
そのため、三社に限れば日本全国でプラチナバンドを利用可能です。
プラチナバンドは周波数帯の名称ですが、5Gは通信規格の一種です。そのため両者は異なる概念でしょう。
黎明期の5Gでは高速で大容量のサービスとして売り込むために、高周波数帯を中心に展開していました。
しかし、周波数帯を拡大するのは難しく通信エリアが広がりにくい問題が生じました。そこで、プラチナバンドを5Gに転用し高周波数帯とバランスをとりながら提供する方針を立てました。
プラチナバンドは高周波帯と比べ速度が遅いため、当初の5Gでは高速通信を実感しづらい環境だったでしょう。現在は高品質の5Gを普及させるため、高周波帯を広げようとしています。
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au・ドコモ・ソフトバンクのプラチナバンドは日本全国で提供されていますが、楽天モバイルは事情が異なります。
楽天モバイルでは2024年6月よりサービスが開始されており、三社と足並みが揃っていません。そのため、現状どこで使用できるのか気になるでしょう。
楽天モバイルの通信エリアを自分で確認する方法を理解し、スマホ契約に関わる具体的な手順をイメージしましょう。
楽天モバイルの通信エリアは公式サイトから確認できます。確認できるエリアは5Gミリ波とSub6、および4G LTEです。
4G LTEはバンド3の周波数を用いており、高速通信を利用できます。5Gはミリ波とSub6の周波数帯の二種類を確認できるでしょう。
ミリ波とはとても高い周波数帯の電波で超高速かつ大容量通信が可能ですが、電波の特性上通信エリアを広く確保できません。
そこで、ミリ波と4G LTEの中間的な特性を持つSub6が主流となっています。
楽天モバイルの特徴は、ミリ波基地局の設置数がドコモ・au・ソフトバンクよりも多い点です。
独自の路線をたどる楽天モバイルですが、プラチナバンドの通信エリアは公式サイトでは確認できません。
現状、楽天モバイルのプラチナバンドの提供エリアは主に首都圏などの一部地域からスタートしています。
公式サイトで提供しているスマホを確認できます。
提供するスマホが表にまとめられ、各種スマホがどの周波数帯に対応しているか一目で確認できます。
プラチナバンドは700MHzの欄に丸が付いていれば、使用できるでしょう。また、5G Sub6は3.7GHzのバンドn77を確認します。
ミリ波に対応しているかどうかは28GHzを確認しましょう。多くのスマホでミリ波に対応していないことがわかります。
一方、プラチナバンドはほとんどのスマホに対応していることがわかるでしょう。

楽天モバイルでは、公式サイトでサービスエリアマップや通信シミュレーションなどのツールを提供しています。
これらのツールを使うことで、スマホ契約の具体的なイメージがつかめるでしょう。
加えて、端末で電波状況をチェックすれば契約前の不安を解消できます。
楽天モバイルの通信エリアの確認方法を理解し、スマホ契約の前に具体的な情報を把握しましょう。
楽天モバイル公式サイトでは、サービスエリアマップを提供しています。日本全国を表示した地図上でカバーしている通信エリアを確認できるでしょう。
凡例は3つです。高速データ無制限エリアとしてピンク色で表示されています。ピンクの濃さにより分類され、もっとも濃いピンクが5Gのミリ波です。
東京や大阪などの大都市の中心にのみ提供され、地方には行き届いていないことがわかるでしょう。
次に薄いピンクが、5GのSub6です。こちらは地方も含めて日本各地に提供されています。ただし山の中までは届いていないため、注意しましょう。
一番薄いピンクは4G LTEです。同じようにこちらは山を除いた地域のほとんどをカバーしています。もし見づらい場合は、4G LTEのみの表示も可能です。

myエリア通信シミュレーションとは、楽天モバイル公式サイトで提供されている電波状況シミュレーションツールです。
自宅の住所を入力するだけで、そのエリアの電波状況を測定してくれます。電波状況は三重丸や二重丸で表示され、丸が付けば快適に利用できるでしょう。
またこの電波状況を考慮したうえで、エリア全体の総合判定もしてくれます。総合判定はAAA~Cで評価され、自宅とその他エリアの電波状況を合算して判断されるでしょう。
myエリア通信シミュレーションを使えば、自宅エリアが準備中なのかすでにサービスを提供しているのか一目でわかります。
実は各エリアでどの携帯会社を利用できるかをスマホ端末側でも確認できます。ここではAndroidでの確認方法を紹介します。
設定アプリからsimと検索して、ネットワークとインターネットをタップしましょう。その中のSIMをタップします。
現在使用しているSIMが表示されるためタップします。すると多くの項目が表示されますが、そのなかにネットワークを自動的に選択する欄が表示されるでしょう。
通常オンになっているためオフにすると、ネットワークを選択できます。
タップすると、KDDIやソフトバンクと並んでRakutenが表示されるでしょう。もし表示されたら、そこは楽天モバイル回線を利用できるエリアです。
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この記事では、プラチナバンドの特徴や使用できるエリアを解説しました。
プラチナバンドは周波数帯の名称で、安定した通信が特徴です。通信速度は普通ですが回折の特徴から建物などの障害物に強く、通信エリアの拡張に貢献するでしょう。
帯域が狭いため使用できる業者がau・ドコモ・ソフトバンクに限られていましたが、2024年6月から楽天モバイルでも提供が開始されました。
楽天モバイル公式サイトのサービスエリアマップやmyエリア通信シミュレーションで自身のエリアのつながりやすさを確認できる一方で、プラチナバンドのエリアは確認できないため注意しましょう。
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