携帯電話の契約に関連して、MNPやMNP予約番号という言葉を耳にする機会があるのではないでしょうか。
MNPとは携帯電話番号ポータビリティのことで、携帯電話会社を乗り換える際に今まで使っていた番号をそのまま持っていける制度を指します。
MNPによりユーザーの利便性は大いに高まりましたが、一方で難しそうだとか手続きがわからないなどといった不安の声も少なくないようです。
この記事ではMNPやMNP予約番号について詳しく解説します。より自分に合った契約形態で携帯電話を使うための参考となれば幸いです。
目次

MNP予約番号とは、現在利用している電話番号をそのままで他社に契約を乗り換える際に必要な番号です。
具体的には、乗り換えもと(現在契約している携帯会社)からMNP予約番号を発行してもらい、それを乗り換え先の携帯会社に伝えることでMNPが可能になります。
以前は契約している携帯会社を乗り換える際に電話番号の解約と新規取得が必要だったため、利用者には不便な面が多く、一度ある会社と契約してしまうと別の会社に変更しにくいものでした。
ほかの携帯会社がより自分に合ったプランを提供し始めても、そちらに移るためには電話番号変更に伴う手間が発生していました。
具体的な手間には、新しい電話番号の周知や登録の変更などが挙げられます。
そのため乗り換えをためらう方が少なくありませんでした。これにより、利用者の自由度が制限され、利益を損なうことにつながっていました。
一方、MNPは電話番号を引き継いだまま契約する携帯会社を変更することが可能です。利用者はより自分に合ったプランを提供する携帯会社を常に選べるようになり、利便性が向上しました。
また、利用者が携帯会社間を移動しやすくなったことで携帯会社同士の競争が促され、それも利用者の利益となっています。
MNP予約番号は、乗り換えもとの携帯会社が、その番号の移転を許可したことの証明になるものです。
10桁の整理番号であり、乗り換えもとの携帯会社のWebサイト・店頭窓口・電話を利用して取得できます。
その番号を乗り換え先の携帯会社に知らせることでMNPが可能となり、契約が完了した時点でもとの携帯会社との契約は解除されます。

MNP予約番号は、MNPを利用して携帯会社の乗り換えをする際に必要です。
MNP予約番号には有効期限があるため、期限切れになる前に乗り換えの手続きを済ませましょう。
MNP予約番号を取得したら、すぐに手続きをするのがおすすめです。
MNP予約番号の有効期限は乗り換えもとの携帯会社によって異なりますが、おおむね取得日を含めて15日間ほどとされています。
MNP予約番号の有効期限が切れてしまった場合は、再取得が可能です。また、MNP予約番号の有効期限が切れたからといって、現在の携帯会社との契約も解除されてしまうことはありません。
MNPを利用して携帯会社の乗り換えを行おうとしても、現在の支払状態や信用情報によっては、乗り換え先の携帯会社の審査に通らず乗り換えできないケースもみられます。
そうした心配をお持ちの方のために、誰でもスマホでは独自の審査基準と運用方法を設定しました。その結果、2025年11月時点で99%の審査通過率を達成しています。
求職活動や、行政などの相談窓口への連絡など、経済的な困難を抱えている方ほどスマホを必要とするシーンが多いものです。しかし必要としている方がかえってスマホを持ちにくい状態にあるというケースが少なくありません。
そうした問題を解決すべく、誰でもスマホはできるだけ多くの方がスマホを持てるよう努めています。
ぜひ一度、誰でもスマホにご相談ください。

MNP予約番号は、現在契約中の携帯会社のWebサイト・店頭・電話などで取得できます。
以前は、転出の際に3,000円程度の費用がかかったりオンラインの受付時間が限られていたりという難点がありました。
しかし携帯電話の番号ポータビリティガイドラインが改正されたため、2021年4月からはMNP予約番号の取得費用の無料化または引き下げ、オンラインでの24時間受付などが実現しています。
現在多くの携帯会社が、オンラインでのMNP予約番号発行に対応しています。
オンラインでMNP予約番号を取得した場合、乗り換えもとの携帯会社に支払う料金は、ガイドラインの改正により0円となりました。
またオンラインでの受付は24時間対応で、原則として即日、SMSで番号が通知されます。
電話でMNP予約番号を取得することも可能です。改正されたガイドラインでは、電話で申し込んだ場合の手数料は1,000円に消費税を加えた額が上限とされていますが、主要業者では電話での申込みでも手数料無料とするケースが増えています。
電話受付では、オンラインと異なり受付時間が限られ、また電話がつながりにくい場合があります。
また改正ガイドラインにより転出の無理な引き止めは禁止されていますが、多少の引き止めのための案内やアンケートをオペレーターから受けるかもしれません。
ただ、オペレーターに不明点などを直接質問できるため、自分でMNPを行うことに不安がある方には電話での手続きが適しています。

店舗でもMNP予約番号の取得が可能です。この場合も、電話での取得と同じく手数料の上限は1,000円に消費税を加えた額ですが、これも主要業者では無料とするのが主流です。
店舗では営業時間が限られており、混雑することも予想されます。そのため店舗でMNP予約番号を取得する場合は、来店予約をすることが推奨されます。
店舗でも、スタッフから直接説明を受けながら手続きを行えるため、不安なく手続きを進められるでしょう。
MNPを利用すれば、これまで使用している電話番号を変えることなく、より自分に合ったプランや格安スマホサービスを提供する携帯会社に乗り換えることが可能です。
月々の通信費を抑える目的で、この制度を利用して格安SIMなどへの乗り換えをする方も少なくありません。
特に費用面や過去の契約状態が理由で、スマホを持つことに心配がある方におすすめしたいのが、誰でもスマホの格安スマホサービスです。
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MNP予約番号の手続きは、乗り換えもとから番号を受け取り乗り換え先に通知するだけのシンプルなものですが、いくつか注意点があります。以下で解説します。
先述のとおり、MNP予約番号には有効期限があり、期間は15日間が主流です。
そのため、いずれ乗り換えるときのために、早めにMNP予約番号を取って保管しておくことはできません。
また乗り換え先の携帯会社でも、申込み時にMNP予約番号の有効期限まで一定以上の日数が残っていることを求められる場合があります。
MNP予約番号の有効期限が切れても再取得は可能ですが、手間もかかるため、できれば有効期限内に手続きを済ませるのがよいでしょう。
2023年5月より、MNPワンストップ方式での手続きが開始されました。
これまでの今の会社と新しい会社、両方で手続きするというやり方とは異なり、ワンストップ方式は乗り換え先の携帯会社のWebサイトへの申込みのみでMNPが可能です。
このため、これまで必要とされていたMNP予約番号がワンストップ方式では不要です。
ただし、すべてWeb上で完結する手続きであり、電話や店舗窓口では取り扱われていません。
また、対応していない携帯会社もあるため、確認が必要です。

MNPを利用すれば、従来の電話番号をそのまま別の携帯会社に乗り換えることが可能です。また、以前に比べMNP手続きは、費用面でも手続き面でも利用者の負担が大幅に軽減されました。
そのため大手携帯会社などと契約していた方も、格安SIMに乗り換えて通信費の負担を軽くすることが、以前より気軽にできるようになっています。
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