MNPでキャリアを乗り換えたものの、「やっぱり元のキャリアに戻りたい!」と後悔することもありますよね。
実は、MNP出戻りは最短で「即日」可能。
ただし、焦って手続きを進めると「ブラックリスト入り」や「キャンペーン適用不可」、「二重請求」などのリスクがあります。
この記事では、MNP出戻りを成功させるための具体的な手順やキャリア別のキャンペーン情報や「初期契約解除制度」の賢い活用法まで詳しく解説。
万が一ブラックリスト入りしてしまった場合の対処法もご紹介しますので、安心して最適なキャリア選択を進めていきましょう。
目次
MNPで乗り換えたけれど、すぐ元のキャリアに戻りたいと考える方もいるでしょう。
実は、MNP出戻りは即日でも可能です。特にeSIMの場合、手続きを適切に進めれば、移転先のキャリアを解約後、同日に元のキャリアに再申し込みが可能。
しかし、即日での出戻りは手続きが早い反面、注意しないと損をしたり、ブラックリスト入りのリスクが高まったりすることもあります。
焦る前に、リスクや注意点をよく理解しておきましょう。
出戻りを急ぐあまり、以下のリスクを把握せずに進めてしまうと、後悔する可能性が高まります。
特に注意すべき「ブラックリスト」「キャンペーン適用」「二重請求」のリスクを、順を追って解説します。
短期間での解約をすると「ブラックリストに入る」という噂がありますが、実際には単なる短期解約だけでは必ずしもブラックリスト入りするわけではありません。
ブラックリスト入りの判断は、キャリアが総合的に行っています。
主な要因は「転売目的の疑い」「料金の滞納」「連続した短期解約」などです。
巷では「90日以内」「180日以内」に解約すると危険といった情報もありますが、キャリア側は具体的な日数を明示していません。
ただし、転売目的を疑われないためにも、最低1ヶ月程度は契約を維持し、料金をきちんと支払うなどの利用実績を残すことを推奨します。
また、契約後まったく使用しない、複数回連続で短期解約を行うとブラックリスト入りのリスクが高まります。
ブラックリスト入りを避けるためには、少なくとも次の対策を行いましょう。
キャリアへの出戻りを検討する際に気をつけたいのが「キャンペーン適用の制限」です。
多くのキャリアでは、新規契約者向けのキャンペーンが「過去〇ヶ月以内に契約がない方」に限定されています。
よって、短期間で出戻ると、多くのキャンペーンの対象外となってしまいます。
一方、「おかえり割」や「再契約キャンペーン」のように、出戻り者専用の割引を提供しているキャリアもあります。
以下に主要キャリアのキャンペーン適用条件の比較表を示します。
キャリア | 出戻り可能なキャンペーン | 条件 |
ドコモ | おかえり割 | 前回解約から90日以上経過 |
au | UQモバイルau PAY還元 | 制限なし |
ソフトバンク | 特定再契約割引 | 前回解約から180日以上経過 |
楽天モバイル | 再契約キャンペーン | 制限なし(キャンペーンによる) |
このように、各キャリアで条件が異なるため、事前に公式サイトを確認し、自分が適用可能なキャンペーンを把握しましょう。
MNPで短期間に出戻る場合、手続きによっては「二重請求」や「手数料の重複」といった費用面のリスクが発生することがあります。
具体的には、解約月の料金が日割り計算されず、1ヶ月分まるごと請求されるケースが多いため、タイミングを間違えると2社分の月額料金を支払う羽目になります。
また、出戻りの際には以下の費用が発生します。
これらの負担を最小限に抑えるためには、「月末」に解約と再契約をまとめることがベストです。具体的には以下の手順がおすすめです。
このように月またぎで処理すると、無駄な費用を抑え、二重請求を回避することができます。
MNP出戻りは手続きの流れを理解していれば、スムーズに行うことが可能です。
特にオンラインを利用すると効率よく進められるため、各ステップをしっかり押さえておきましょう。
まず最初に、現在契約中の乗り換え先キャリアからMNP予約番号を取得します。
MNP予約番号は、次の3つの方法で取得可能です。
また、近年登場した「MNPワンストップサービス」を利用すれば、乗り換え先キャリアが手続きを一括して行ってくれるため、手間が省けます。
MNP予約番号を取得したら、次に元キャリアへの再申し込みを行います。
オンラインショップでの申し込みが最も迅速かつ手数料も安く済みます。
再申し込みの際に必要なものは以下の通りです。
オンラインでの申し込みなら、数分で完了するため、非常に便利です。
申し込みが完了し、新しいSIMカードが届いたら、開通手続きを行います。
手続き方法は以下の通りです。
なお、eSIMを利用する場合は申し込み直後、最短数分で開通が可能です。
開通後はスマホの再起動をして、正常に通信できることを確認しましょう
各キャリアには出戻りユーザー向けの再契約特典や注意点があります。
ここではドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイルに分けて整理します。
画像出典:ドコモ公式サイト
ドコモでは、例えば「ドコモ カムバック割」として、他社へMNP転出後に戻る際に使える最大10,500円相当の割引クーポンが提供されています 。
また、ドコモメールやspモードの“持ち運び”サービスを再契約時に復活させることも可能で、dアカウントを保持したまま利用再開できる点も利点です 。
ただし、適用条件(解約期間や契約プランなど)の詳細は公式サイトでの確認が必須です。
◎ポイント総まとめ
※キャンペーン内容・特典は予告なく変更または終了する場合があります
最新情報は必ず公式サイトにてご確認ください
画像出典:au公式サイト
au公式では出戻り専用キャンペーンは明示されていませんが、再契約すると「auメール持ち運び」サービスを継続して使える点が魅力です 。
また、同じau回線を使用しているUQモバイルでは、再契約時に最大15,000円相当のau PAY残高還元キャンペーンが実施中で、これはMNPを伴う再契約にも適用されます 。
実際に出戻る場合、「メール持ち運びの継続」「UQモバイル経由のメリット併用」がおすすめです。
◎ポイント総まとめ
※キャンペーン内容・特典は予告なく変更または終了する場合があります
最新情報は必ず公式サイトにてご確認ください。
画像出典:ソフトバンク公式サイト
ソフトバンク自身では公式な出戻りキャンペーンは見られませんが、グループ内移行(例:LINEMO → SoftBank)時に事務手数料無料や初月基本料0円といった特典が適用されるケースがあります 。
ワイモバイル等グループ間の乗り換えでも対象となる可能性があるため、同グループ移行を視野にいれると費用面で有利になることが多いです。
◎ポイント総まとめ
※キャンペーン内容・特典は予告なく変更または終了する場合があります
最新情報は必ず公式サイトにてご確認ください。
画像出典:楽天モバイル公式サイト
楽天モバイルは出戻り向けのキャンペーンが特に充実しています:
楽天モバイルは再契約者向けの優遇が多く、出戻りユーザーにとって魅力的な選択肢です。
◎ポイント総まとめ
各キャリアの最新サービスや条件は日々変わるため、実際の申込み前には必ず公式サイトをチェックしてください。
出戻り検討時は「キャンペーン特典」と「手続き条件」を整理し、最良のタイミングで申し込みを進めましょう!
※キャンペーン内容・特典は予告なく変更または終了する場合があります
最新情報は必ず公式サイトにてご確認ください。
「新しいキャリアに移ったけれど、電波が弱かった」「想定と違うサービスだった」など、契約後に後悔することもありますよね。
そんな時、初期契約解除制度を活用すれば、短期間で違約金を払わずに契約をキャンセルできます。
MNP出戻りを安全かつスムーズに進めるため、この制度の具体的な利用方法と注意点について詳しく解説していきます。
初期契約解除制度とは、契約日から8日以内であれば違約金や解除料なしで解約が可能になる、消費者保護のための制度です。
ただし、この制度を利用できるのは個人契約のみであり、法人契約では使えません。
また、端末を同時に購入している場合、端末代金は返金対象外のため注意しましょう。
手続き方法は以下の通りです。
なお、郵送の場合は「消印日」が解除期限となるため、期限内に郵便局に提出することが重要です。
また、端末の返却が遅れると端末料金の請求が発生する場合があるため、速やかに返送することが大切です。
初期契約解除制度を活用した場合、通常はブラックリストへの登録リスクは極めて低いとされています。
なぜなら、この制度はユーザーが契約後にサービス内容や通信環境に不満があった際に使うため、キャリア側も正当な理由として認識しているからです。
しかし、制度を短期間で頻繁に利用すると「契約を繰り返す不審な行動」と判断されるリスクがあります。
これは、転売目的や特典のみを狙った行為としてキャリア側に認識されかねません。
ブラックリスト回避のポイントは以下の通りです。
これらを守ることで、安心してMNP出戻りを進められます。
\ブラックリストでも契約できる/
MNP出戻りを繰り返した結果、「ブラックリスト」に入ってしまった場合、多くのキャリアで契約審査が通らなくなる可能性があります。
ブラックリスト入りは一度なってしまうと解除までに長い時間がかかることも多く、携帯電話の利用自体に支障が出てしまいます。
しかし、ブラックリストに入ってしまっても、諦める必要はありません。
「誰でもスマホ」のような、ブラックリストでも契約可能なサービスを検討しましょう。
ブラックリストに入ると、以下のような状況になります。
こうした状況から脱却するには、以下の方法があります。
\携帯ブラックでも安心/
誰でもスマホのおすすめポイント
データ通信量
(24時間かけ放題付き) |
月額基本料 |
1GB | 2,948円 |
3GB | 3,250円 |
5GB | 3,650円 |
20GB | 4,378円 |
25GB | 5,250円 |
50GB | 6,650円 |
100GB | 9,650円 |
また、契約期間の縛りがなく、解約時の違約金も0円のため、気軽に利用開始できます。
支払い方法もクレジットカードや銀行口座が不要で、24時間コンビニ払いに対応しているため自由度が高いです。
MNP出戻りは、即日で手続きを完了させることも可能ですが、焦って手続きを進めるとさまざまなリスクが伴います。
特にブラックリスト入りの可能性やキャンペーン適用の制限、二重請求や手数料といった費用面でのデメリットは慎重に回避すべきポイントです。
また、初期契約解除制度を利用してブラックリスト入りのリスクを低減する方法も有効でしょう。
万が一ブラックリストになった場合でも「誰でもスマホ」のような選択肢があることを覚えておけば安心です。
本記事の内容をしっかり押さえて、あなたに最も適したタイミングと方法で後悔のないキャリア選択をしてください。
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